なぜ肉汁うどんにラー油を入れるのか?@自宅
先日の自家製焼うどんの際に、肉汁うどんにしてみては?、田舎うどんはどうですか? とのコメントを頂き、確かにもっとも……、と思った次第
焼うどんはこちら
うどんは前号とほぼ同じ
ただし、踏み込みを5分から10分にしたこと、加水を46%から43%に落としたこと、塩を3%から5%に増やしたことが変更点です
基本はいまは亡き東村山の武蔵野うどんの名店「とき」をイメージしたためです
結果的にはずいぶんいじって、武蔵野うどんとはやや別物になったのでありますが………
まずは出汁作り
羅臼昆布を水に浸けておき5時間
昼ころ浸けてといて、夕方にはかなり成分が出ていたので加熱はなし、そのまま引き揚げます
ちなみにこの昆布はたいがい佃煮にしています
酒、醤油、味醂、三温糖で煮て、煮詰まってきたらごま油を垂らし、鰹節、白胡麻を加えます
今回家にありませんでしたが、ここに松の実を加えると錦松梅そっくりな雰囲気になりますよ♪
昆布出汁を火にかけ、沸騰したら業務出汁を加え中強火で10分
ワイルドな食材に負けないパンチのある出汁に仕上げる必要があります
こちらは煮干し、各種節が入っており便利です
これを濾したものに醤油、塩、味醂、隠し味の砂糖を加えればつけ汁完成〜
つけ汁なのでややしょっぱいくらいがちょうど良いです
具材は豚ばら肉と長葱
長葱はフライパンで空炒り、焦げ目をつけます
豚肉は三等分に切り直接投入
うどんを茹で、水で締めたら完成であります
肉汁うどん@自宅
肉汁アップであります
濃い目の出汁に、豚肉の旨味、脂が染み出たところが肉汁うどんの真骨頂ですね
それと……、せっかくの肉汁うどん、最後まで激熱で食べたいと思い、あびすけ風つけ麺の時に購入した卓上IHコンロを使用
え〜〜〜〜、なぜか肝心のうどんの写真を失念するというミスを犯し、以下口頭にて再現させていただきますm(__)m
まずは定番のうどんを一本(そのまま)
そのままでも塩分を感じるうどんは「とき」風
ただし、なんか良い歯応えになってしまい、もっとガシガシ、バキバキな麺にしたかったなあというのが偽らざる感想(なんでだろ?)
つけ汁に浸すとこれはとても良いあんばい
その後さらに浸すと文字通り激熱つけうどん!
肉の旨味は言わずもがなですが、焼葱の甘みがいい♪
そして、思い立ってこちらをやってみました
これまた先日の「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」にヒントを得たわけでありますが、市販のラー油で所期の効果を得られるのかやや不安……
なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。
しかしっ、これマジ旨っ!!!
こう言っちゃあなんですけど、ここまで食べてきたのはなんだったのか、という旨さ!
ラー油のピリ辛に胡麻油の香りも乗ってきました
いやあ、ラー油の効いた激熱つけうどん、もはや「武蔵野うどん」と呼べるシロモノではありませんが、これは感動モノ!
汁を濃く作っているのでそのまま飲むのはムリ
雑炊にしました
これまた癖になる雑炊、完食完飲、ご馳走さまでしたっ!
けど………、結局濃い汁をぜんぶ飲んでしまっているのよね
せっかくご提案いただいたYけむりさん、Gイモさんですと難しいかしらん………
わたしは血圧115まで下がったから大丈夫ですよ
って、腎臓半分ぶっ壊れてるやろがっ!!
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