いし井@新橋
とにかく素晴らしいお店なんです!!

今回、お店にお断りして写真を全部撮らせてもらったので(例のi Phoneですけど)紹介させて頂きます
和とお酒のお店ですが、食べ物、お酒、接客、コストパフォーマンス、全てにおいて素晴らしい!!
そんなお店がこの「いし井」さんです
いし井@新橋(東京都・港区)
SL広場の裏、烏森神社近くのわかりづらい小路にあります
この日はお呼ばれ、都合今回で三回目になります
まずはお通し、アボガドの天婦羅、ふき、ぬたの様なもの
アボガド天、いいですねえ~、今後の料理に対する期待も膨らみます
飲み物はまずはグラスの生を2杯だけ、その後はひたすら日本酒の道を進みます
次は煮貝と筍
煮貝は時に感じる磯のエグ味が箸を鈍らせることもありますが、これは素直な味付けで抵抗感が全くありません
筍は正に旬、今更説明するまでもありません!
ここでお勧めされたのが純米にごり酒の「岩の井」、千葉のお酒だそうです
これ、「日本酒のスパークリング」っていう感じです
、にごり酒っていうと甘酒っぽいものをイメージすることもありますが、しっかりした日本酒がシャンパン、スプマンテの衣を纏ったような「作品」でした
食べ物は移って刺身の盛合わせ、人数(二名)に合わせて盛り付けてもらいました
どうです? 素晴らしいでしょう~!、左から鯛、〆鯖(そのまま&炙り)、鰹、烏賊(いか)です
特に〆鯖は炙りが最高! 抑制された酢の香りが炙られて素晴らしい香ばしさを発しています
そしてお酒は特別純米生酒の「大信州」にシフト
まずはね、さらっと行きましょうね
いわゆる「辛口」ながらフルーティで軽やかなとても飲みやすいお酒です
銘柄にあるように本社は松本、長野市にも蔵があるそうです
ここでご主人に酒用の米に必要な特徴や、食用の米との違いなど色々教えてもらいました・・・、なるほど~
「大信州」を片口でもう一杯飲んでから、出てきたのが「あん肝の三河みりん蒸し」
これって本当に才能を感じますねえ!! 普通は酒蒸しで癖を取るところを、クオリティにはとにかく定評のある「三河みりん」を使い「甘み」で味に膨らみを持たせるなど、ほんとに天才的っ!
ちなみに当家でも三河みりんを使って梅酒をつくりました、砂糖も何も要らないんです、2年半ものになりましたが、すっきりドライな好評な梅酒に育っています
ここらでそろそろどっしり系日本酒に登場してもらいましょう、こちら
純米酒「鶴齢(かくれい)」
本場新潟のお酒です、山田錦です
所謂「どっしり本格派」系の日本酒ですが、べっとり感はまったくありません、本格派ながら飲み易さを兼ね備えています
ちなみにご主人によれば山田錦は「酒米の東大生」だそうで、全国各地で山田錦(本来は兵庫県)のお酒があるのも尤もなことだ、とのことでした
ここで鯵登場
なんか最近、こうやって改めて「鯵の塩焼き」を食べる機会も少なかったのでほっとする味でした・・・・・
そして薩摩揚げ
ほっこりふんわりしていて、フワフワなんです、塩はぴったりマッチします
更にお酒は変わって、今度は山形のお酒です
特別純米生酒「東の麓」
さっきまで忘れちゃってたんですけど思い出しました・・・・・
不思議なお酒です
飲んだ第一印象は「水?」、清廉な清水を口に含んだような感覚・・・・・・・・そして、その後から仄かに、しかししっかりした米の旨みが口の中に拡がっていきます
これも山田錦100%、米は一緒でも千変万化ですね、こういうお酒は初めてかもしれません(そもそもそんな飲んでいないですけど)
そしてまた登場したのが「桜海老のかき揚げ」
これがですねえ~、プロの技っ!!
桜海老自体もとても良いものなのでしょうけど、揚げ方が絶妙! 特に中の身の食感がしっかりしっとり残っているのが本当に素晴らしい! 私には真似出来ません、絶対!(たぶん(笑))
そんなこんなの素晴らしいひと時(4時間半くらいかなあ)もいよいよ締めを迎えます
最後は「焼きお握り茶漬」
個人的には出汁がもっと熱々でも良かったですが、こういう食べ物好きです、餡かけチャーハンみたいなものですね(違うけど)
如何でしたでしょうか? 素晴らしさが伝わりましたでしょうか?
そして文中にいくつか出てきましたがご主人(石井さん、結構若い方です)が飾らず、お店も本当にカジュアルです
かなり分かりづらいところにありますが、お店は本当に繁盛、行かれる際は予約された方が良いと思います
そして気になるお値段ですが、すいません、この日はいくらだったか把握していません
この日は散々飲み食いさせて頂きましたからそれなりに・・・・・・・、だと思いますが、もうちょっと軽い飲み方ということを含めてだいたい5,000~10,000円のゾーンだと思います
お酒の好きな方にはたまらないお店でしょうし(焼酎も沢山ありますよ)、なんと言っても本当に素晴らしい食べ物、素材が素晴らしい、仕事が素晴らしい、アイデアが素晴らしい!
本当にこういうお店はリスペクトしてしまいますし、お金を遣う、という意味においても価値を感じます
大変満足致しましたm(_ _)m
いし井


今回、お店にお断りして写真を全部撮らせてもらったので(例のi Phoneですけど)紹介させて頂きます
和とお酒のお店ですが、食べ物、お酒、接客、コストパフォーマンス、全てにおいて素晴らしい!!
そんなお店がこの「いし井」さんです
いし井@新橋(東京都・港区)
SL広場の裏、烏森神社近くのわかりづらい小路にあります
この日はお呼ばれ、都合今回で三回目になります
まずはお通し、アボガドの天婦羅、ふき、ぬたの様なもの
アボガド天、いいですねえ~、今後の料理に対する期待も膨らみます
飲み物はまずはグラスの生を2杯だけ、その後はひたすら日本酒の道を進みます
次は煮貝と筍
煮貝は時に感じる磯のエグ味が箸を鈍らせることもありますが、これは素直な味付けで抵抗感が全くありません
筍は正に旬、今更説明するまでもありません!
ここでお勧めされたのが純米にごり酒の「岩の井」、千葉のお酒だそうです
これ、「日本酒のスパークリング」っていう感じです

食べ物は移って刺身の盛合わせ、人数(二名)に合わせて盛り付けてもらいました
どうです? 素晴らしいでしょう~!、左から鯛、〆鯖(そのまま&炙り)、鰹、烏賊(いか)です
特に〆鯖は炙りが最高! 抑制された酢の香りが炙られて素晴らしい香ばしさを発しています
そしてお酒は特別純米生酒の「大信州」にシフト
まずはね、さらっと行きましょうね

いわゆる「辛口」ながらフルーティで軽やかなとても飲みやすいお酒です
銘柄にあるように本社は松本、長野市にも蔵があるそうです
ここでご主人に酒用の米に必要な特徴や、食用の米との違いなど色々教えてもらいました・・・、なるほど~

「大信州」を片口でもう一杯飲んでから、出てきたのが「あん肝の三河みりん蒸し」
これって本当に才能を感じますねえ!! 普通は酒蒸しで癖を取るところを、クオリティにはとにかく定評のある「三河みりん」を使い「甘み」で味に膨らみを持たせるなど、ほんとに天才的っ!

ちなみに当家でも三河みりんを使って梅酒をつくりました、砂糖も何も要らないんです、2年半ものになりましたが、すっきりドライな好評な梅酒に育っています
ここらでそろそろどっしり系日本酒に登場してもらいましょう、こちら
純米酒「鶴齢(かくれい)」
本場新潟のお酒です、山田錦です
所謂「どっしり本格派」系の日本酒ですが、べっとり感はまったくありません、本格派ながら飲み易さを兼ね備えています
ちなみにご主人によれば山田錦は「酒米の東大生」だそうで、全国各地で山田錦(本来は兵庫県)のお酒があるのも尤もなことだ、とのことでした
ここで鯵登場
なんか最近、こうやって改めて「鯵の塩焼き」を食べる機会も少なかったのでほっとする味でした・・・・・
そして薩摩揚げ
ほっこりふんわりしていて、フワフワなんです、塩はぴったりマッチします
更にお酒は変わって、今度は山形のお酒です
特別純米生酒「東の麓」
さっきまで忘れちゃってたんですけど思い出しました・・・・・
不思議なお酒です
飲んだ第一印象は「水?」、清廉な清水を口に含んだような感覚・・・・・・・・そして、その後から仄かに、しかししっかりした米の旨みが口の中に拡がっていきます
これも山田錦100%、米は一緒でも千変万化ですね、こういうお酒は初めてかもしれません(そもそもそんな飲んでいないですけど)
そしてまた登場したのが「桜海老のかき揚げ」
これがですねえ~、プロの技っ!!

桜海老自体もとても良いものなのでしょうけど、揚げ方が絶妙! 特に中の身の食感がしっかりしっとり残っているのが本当に素晴らしい! 私には真似出来ません、絶対!(たぶん(笑))
そんなこんなの素晴らしいひと時(4時間半くらいかなあ)もいよいよ締めを迎えます
最後は「焼きお握り茶漬」
個人的には出汁がもっと熱々でも良かったですが、こういう食べ物好きです、餡かけチャーハンみたいなものですね(違うけど)
如何でしたでしょうか? 素晴らしさが伝わりましたでしょうか?
そして文中にいくつか出てきましたがご主人(石井さん、結構若い方です)が飾らず、お店も本当にカジュアルです
かなり分かりづらいところにありますが、お店は本当に繁盛、行かれる際は予約された方が良いと思います
そして気になるお値段ですが、すいません、この日はいくらだったか把握していません
この日は散々飲み食いさせて頂きましたからそれなりに・・・・・・・、だと思いますが、もうちょっと軽い飲み方ということを含めてだいたい5,000~10,000円のゾーンだと思います
お酒の好きな方にはたまらないお店でしょうし(焼酎も沢山ありますよ)、なんと言っても本当に素晴らしい食べ物、素材が素晴らしい、仕事が素晴らしい、アイデアが素晴らしい!
本当にこういうお店はリスペクトしてしまいますし、お金を遣う、という意味においても価値を感じます
大変満足致しましたm(_ _)m
いし井
この記事へのコメント
日本酒の飲み進め方も流石ですし、それだけのお酒を用意してあるお店も素晴らしいですね
煮貝はバイ貝でしょうか?
やや甘めに煮てあるんでしょうかね?
筍も良いですね~
我が家はもう少しお安くなってからじゃないと出てこないから羨ましいです
〆鯖は大好物なんですが炙りの〆鯖って食べた事ありません、一度食べてみたいです
桜えびのかき揚げですが、美味しそうですね~
かき揚げ丼で食べたいってのは野暮ですかね???
最後の焼おにぎりのお茶漬け風も良いですね~
出汁が熱々じゃなかったのがちょっと残念ですが、飲んだ〆には最高ですよね
食通ではありませんが素敵なお店だと思います
最近もいくつかアップした昼メニューで、自腹では行かない…、と記載させて頂いたようなところは、やはり価格と満足度が乖離しているのだと思います
その点このお店の満足感は本当に高かったです
貝はおっしゃるように恐らくバイ貝かと思いましたが確認しなかったもので
鯖は炙ることによってそのままよりアクセントが出て飽きが薄れます、かき揚丼もありかもしれませんね、なるほど~